ルヴァンの800日

パン屋ルヴァンの言の葉
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りんごの紅と初恋

 

この時期になると青森の友人からりんごが届く。

自分が紅玉がなかなか手に入らないつぶやいたら、

10年前に木を植えてくれたという。

 

年々大きくなった木は多くの実をつけるようになったのだろう。

縁というものは、過去から未来に今の現世だけではなく、

繋がっているようにその友人といると感じる。

 

りんご―、

島崎藤村の初恋

まだあげ初めし前髪の

林檎のもとに見えしとき

前にさしたる花櫛の
花ある君と思いけり、

 

やさしく白き手をのべて

林檎をわれにあたへしは

薄紅の秋の実に

人こひ初めしはじめなり。

 

心を伝えることを詩に託し、

ゆっくりと思いを告げる。

季節、色彩、情景がその人と気持ちを映し出す。

 

気持ちがつながるそんな色をした林檎を毎年

何事もなく、自然に送ってくれる友人がいることに感謝して。

 

 

 

 

 

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